アフリカで生活するという事。

Bonjour.
皆さんお久しぶりです。
はい。正直少し面倒くさくなってサボってました。すみません。笑
今後は、焦らずゆっくり更新して行こうと思います。

今回は長いよー。笑


任地であるランバレネに来て1ヶ月が経ち、先週から小学校での活動が始まりました。
今のところは、5校を回って、l'EPS(体育)とl'art(図工)の授業を大体60〜90人相手にやってます。

先日言った人もいますが年齢が様々で、10歳くらいから17歳くらい子どもがいます。
というのも、ここガボンではヨーロッパ式なため小学校から留年があります。
しかも!教師によるストライキで単位数が足りず全員が無条件で留年という、année blanche(空白の1年)なるものも存在します。恐ろしっ!!

と言うわけで、年度末に行われる試験に向けて皆んな勉強を頑張ります!
日本の小学生も見習って欲しいもんですね。笑

今後、活動の写真とか撮って、アップしてこーと思いまーす。



さてさて、健康だけが売りの私ですが、ここ最近勉強のし過ぎによる(これはマジ)知恵熱。サッカーのし過ぎによる疲れ、家のガーディアンから鼻風邪を移され、原因不明の蕁麻疹?によって一気にヤられました。。
しかし、休む事なく出勤しました!
さすが日本人!!病気なんかで仕事は休めません!!笑

でも、そんな状態で出勤すると、「大丈夫か?帰って寝ろ。」「飯食ってるか?」「薬は持ってるのか?」「とりあえず今日は私の家に泊まりに来なさい。」と職場の人全員が心配してくれます。
そして、同僚の2人が車で薬局に連れて行ってくれ薬を買ってくれ、次の日には病院にまで同行してくれました。
あ、もちろんその日はマダムの家にお泊まりに行きました♡
(※マダムの息子が25歳で私の同僚である。)

助け合いが当たり前で、自分の家族じゃなくても同じ家に住んだり、同じご飯を食べたり、そして私のような外国人を家に頻繁に招いてくれたり。全ての人がそうではないが、多くの人がそんな感じ。ベナンセネガルの同期隊員の話を聞いても同じような感じ。
果たして日本は、、、?
いきなり職場に来た外国人が体調壊したからと言って家に泊めたり、仕事中にもかかわらず病院に連れて行ったり、そんな話は聞いた事ないなぁ〜。

どちらが善くてどちらが悪いかなんて無いけど、自分自身ただただ嬉しかった。
これはきっとガボン人の優しさだけではなく、今活動してる隊員やこれまでの先輩達がこの国のために貢献しようと努力してきたからこそ、来たばっかりの私にここまで優しくしてくれたんだと思う。
国際協力もそうだし、”協力”するって事がどんな事なのが僅かながら自分なりに感じる事が出来た。
そんな1週間でした。


アフリカで生活するという事。
日本では、ほっとけば3日で治りそうな傷も、こっちではほっといたら1ヶ月かかっても治らず、ちゃんと手当てしなさいと怒られ、外食ではほとんど野菜が出ず肉か魚ばっか。
毎日30度を超えそれでなお日本を超える湿度の高さ、蚊、蟻(あり)、蜘蛛、ゴキちゃんは当たり前。停電も断水だってある。(そもそも水道が無い家がざらにある。)
一見果てしなく過酷な環境に見えるが、そんな中でも現地の人は1日1日楽しそうに活き活きと生活している。
時間や仕事、責任に追われて生活している日本とは違い、そこそこ働いてしっかり休む。家族を大事にし人との繋がりを何よりも大事にする。
もちろん日本にだって良いとこは沢山あるし、ガボンにだって改善すべき所は多くの見受けられる。
だったら今できるのは、日本の良さや技術を伝える事。
そして、日本に帰ったらガボンの、アフリカの良さを紹介したい。

アフリカで協力隊として、1人の人間として生活する上で、人と人との繋がりを大事にし、助け合う事。当たり前ながらついつい忘れがちであるそんな事が、大切なのかもしれない。

皆さんがこの事について振り返るキッカケになれば幸いです。


以上。
Merci beaucoup.

ps.
新年まで残りも僅か、その前にはクリスマスに誕じょ...おっとっと。
楽しみだな〜。

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